KOHEI TAKAHASHI

WORK

meeting or monologue

HD VIDEO(12m03s)
2012

独り言を撮影した映像に応答する姿を撮影、さらにそれに応答する様子を映像化した作品。画面に映る三人の男性はどれも作家本人である。映像に映る過去の自分の姿に応答するこの作品は、様々な反復が仕掛けられている。画面一番奥からこちら側に向かって話す人物は、同じフレーズを幾度も繰り返しながら話を進める。またそれに応答する手前2人も、それに合わす様に繰り返し返事や応答し、対話が続いて行く。また、注意深く観ないと分からないが、映像は2種類のカットで作られている。一つは一番奥からこちらに向かって話す人物と手前の二人が対話するカット。もう一つは一番奥からこちらに向かって話す人物と一番手前の人物に対し、二番目の人物が応答するカット。この二つが繋ぎ合わされて交互に反復される。
一見同じ様に見えるてしまうことに大きな差がある場合があることを示唆的に表している。

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